早い時間に目が覚めたのには当然理由がありまして、何と言うかもうウチの我侭姫は絶好調です。何処までも。
午前三時半頃に帰宅。父に扉を開けさせたようです。玄関で鳴かれても私には聞こえない為。それからカリカリご飯を強請り、暫くはのんびりしていたようですが。
午前四時。にゃあにゃあ鳴き始める。私の布団に乗ってきて顔付近をうろちょろしているので布団に入りたいのかと思いきや入ってこない。
「宮、どうしたの」
「にゃあにゃあ」
うん、ビタ一解らない。
既に一度眠りを邪魔されている父は苛つきながら文句を言いに来ています。いやいや、私の所為じゃないし。何とか泣き止んでくれよー、と抱っこすると。
あら不思議。ぴたりと夜泣きが収まりました。ゴロゴロ言っちゃってます。
あらら? するってーとコレは、アレですか?
ただ単に抱っこして撫で撫でして欲しかっただけ……?
時間は午前四時半。眠さにふらつきながら宮様にご奉仕する私が居ました……。十分位抱っこ撫で撫でしていたら満足したらしく、「もう良いわ」とばかりに窓辺のお気に入りの場所へ一っとび。
ああ、何て勝手な生き物なんだ畜生! でも可愛いぞ畜生! こんな夜中に(朝か?)抱っこして欲しいが為に人を叩き起こすとは甘えんぼさんめー!!
何かもう、色々と末期です。