パッケージにオールドイングリッシュスタイルとか書いてあるのを見ると、昔のイギリスにはこういう感じのでかいチョコが売っていたのかな? 其れはそれで楽しそうだけど、どちらかと言うとアメリカのイメージだなあ。甘いものをがっつりたっぷりとか。
チョコの話題はどうでも良くて。
どうも肩こりが酷くて泣けます。右の肩甲骨辺りが内側から引っ張られるような感じに引き連れて……。痛い、これは最早痛いというレベルだ。整体行くべきだろうか。
肩が気になって鉛筆持てないのですよコン畜生。時々こうなるんでほっときゃ直りますけども。
京極さんの覗き小平次を今頃読みました。発売から大分経っているので遠慮無しにネタバレしますよ。
ずっと気になってはいたんですが縁が無くて。一昨日、一気にがーっと読んだのですけどやっぱり好きです。お塚さん格好良い。
複雑怪奇な夫婦のあり方、というのも好み。ただ今回はどうも巷説で御馴染みのあのキャラ達がちょと気になった。治平さんはきちんと意味と必要性があって出ているんだけれども、どうも又市さんが中途半端。
あそこまでキャラ説明しちゃうならもうきちんと出しちゃえよ! そうじゃないなら物語が破綻しない程度に隠れてろよ! って思ったのです。古本屋シリーズでお目見えした時は全然気にならなかったんですけど。何でだろう?
巷説は巷説で大好きなんですけどね。今回だけは微妙だったなあ。終盤のからくり部分があるから難しいかもしれないけど、巷説は一切出さずにやってくれた方が良かったかもしれない。
でも好きです。主要に据えられた小平次さんがあそこまで希薄で、其れで居て存在感があるというのが一言で言うと、凄い。最初は不気味さや苛立たしさを感じるんだけど、読んでくうちに段々小平次さん好きになっていくんだよな。不思議だ。
お塚さんも同じで、最初は感じ悪く映るんだけどやはり終盤のあの啖呵とか、格好良過ぎて惚れる。何だよお塚さん超私の好みの女性だよ。ラストの夫婦のやり取りも余韻があって大好きです。
でもやっぱり京極作品で一番好きなのは嗤う伊右衛門。某お茶のCMを見る度に名前の所為で思い出す。でもあの夫婦と伊右衛門夫婦には似通った所があると思うよ。微笑ましい夫婦大好き。
京極さんというと「長い」というのが真っ先に浮かぶんですが短いお話もちゃんと面白い。っていうか短い方が好きかもしれん。長いシリーズは面白いというより萌えで読んでいる気がする今日この頃。(蜘蛛と箱は純粋に好きなのですが)