2005年01月18日

十年目。

 私は生まれてこの方関東以外に住んだ事が無く、旅行すらも修学旅行のみ、という経歴の持ち主ですので関西と呼ばれる地域には中学生の頃一度行ったきりです。高校の時は長崎で、関西は上空通過。
 それでも、あの大地震は記憶に新しいです。もう、十年なのかと。他所の掲示板で、「あの頃小学生でした。今年やっと成人式です」という発言を見ました。
 小学生が成人式を迎えるような年月が流れていたのだなあと思います。勿論、成人式を迎えることなくあの頃のまま止まってしまっている方々も多いでしょう。
 それは、生きている人間だって同じかも知れず。
 街並みは十年で随分目覚しく復活したかもしれない。でも、大事な人を失った痛みはまだまだ癒えていない方も多いと思われます。
 十年、節目ですね。
 出来るなら、この十年で立ち止まって居た方も、次の十年で前に進んでいけますように、そういう社会でありますようにと思います。
 新潟もスマトラも、今大変だと思います。台風が通過して根こそぎ薙ぎ倒していった地域もあります。首都東京は、幸いな事にまだ無事でありますが其の反面一度災害に遭えば他の地域と比べ物にならない惨事になるだろうとも言われます。
 「其の時」が来ても被害が最小で済むように常日頃から意識する事が大切ですね。

 えーと、一般論過ぎてなんか、新聞社の社説みたいですけど大丈夫ですか?私もそうそう読み手に喧嘩売る文章ばっか書いてられないんですよ。というかまあ本音で御座いますが。
 兎に角あの震災から今年まで色々な事がありました。自然災害のみならず人災と呼んでいいものも沢山。
 よく、「地球を傷つけているなんて人間の驕りも良い所で、実際は人間が何をした所で別に自分たちの首を絞めるだけに過ぎない。今までに絶滅してきた沢山の生き物の最後尾に人類が並ぶだけである」とかいう事を耳に致します。
 まーその辺は私も同じ意見で、結局の所人間がした事が人間に返ってきてるのよね、と。でも、だからこそ地球云々じゃなくて、自分の傍に居る大事な「人間」の為に小さな事からこつこつと、っていうのが大事なのかもしれない。(あ、青春な発言だね)
 えーと、私の場合はジルの為に頑張ります。つーかえっと、実際災害が起きちゃったら人間じゃないジルをどうやって守れば良いのか見当つきません。災害おきないで下さいと祈るしか無い。

 大震災だけでなく、其の他の災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。また、遺族と被災者の方々に一日も早い安らぎが訪れますように。


posted by こがよしひさ at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考嗜好志向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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