ネウロはオンリーも有るし、寧ろオンリーの方が良いかも、とも思ったもので。あと一回津波が見てみたかったから。津波の最中無視される悲しさには多分免疫がついている。(付きたくない)
DVD観ました。エミリー・ローズ。本人もだけど周りの人も相当怖かっただろうなこれ。
過失致死は無いんじゃないかと中立から見ても思いました。神父は医者じゃないし、病理学的に彼女の事を診察する義務は無かった。彼女の意思で投薬と医学的治療をやめ、共通の信念と良識を持って事に及んだのならば過失ではないんじゃないかな、と思ったのですよ。
ある共同体の中に「これは正しい」という治療法があって、それを信じている人が居て、後から「それは間違いなので間違いを貫いた貴方には過失がある」と言っても何だかなあと。思うわけですよ。
神秘の実在という問題はさて置いて、そもそも神父が「医学的治療が無ければエミリーは死ぬ」とどの程度認識して居たかが肝だと思ったよ。
あと検察側の人が自分を信者だと言っていたけどあんまりそんな感じじゃ無いなあ。悪魔の存在に対して「居るわけねーじゃんばーかばーか」って態度の人が神を信じているとも思えないしな。神と悪魔はセットだと思うよ。剣に鞘があるように。
実話を基にしているんだそうですが、これはやっぱキリスト教圏の人が見ると深い映画なのかもしれないですね。感想とか聞いてみたいかも。
所でラストシーンで絶対最後のドッキリが来るぞと思って身構えていたのでやや肩透かしでした。王道を期待しすぎだ。