2006年09月22日

猫好きは要注意。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060922-00000058-mai-soci

 猫が好きな人は物凄いべっこべこに凹むかもしれないので要注意です。文章だけどべっこり来た。


〜略〜だから生まれたばかりの子猫を殺す時、私は自分も殺している。それはつらくてたまらない。
 しかし、子猫を殺さないとすぐに成長して、また子猫を産む。家は猫だらけとなり、えさに困り、近所の台所も荒らす。でも、私は子猫全部を育てることもできない。
 「だったらなぜ避妊手術を施さないのだ」と言うだろう。現代社会でトラブルなく生き物を飼うには、避妊手術が必要だという考え方は、もっともだと思う。
 しかし、私にはできない。陰のうと子宮は、新たな命を生みだす源だ。それを断つことは、その生き物の持つ生命力、生きる意欲を断つことにもつながる。もし私が、他人から不妊手術をされたらどうだろう。経済力や能力に欠如しているからと言われ、納得するかもしれない。それでも、魂の底で「私は絶対に嫌だ」と絶叫するだろう。〜略〜


 人間と猫を同等の理解力や判断力があるものとして話を進めるのは無理がある。
 つーかな、例え相手が人間だったとしてもな。
「これから先一生あんたが産む子供を全員、産まれる傍から崖から落としてぶっ殺すよ。それが嫌なら避妊手術しかないけど、どうする?」
 とか聞かれたら「そんなら避妊のがマシだよ」って答えるんじゃないか。少なくとも私はそうですけど。生まれたら育てたいし愛しいと思うもん。(産んだ事ないですけど)
 しかも単純に事の良し悪しは置いといて猫への負担を考えたら多分避妊手術のほうが少ない。
 仔猫を産む傍から取り上げられると言うことは、次の発情までのサイクルが短いと言うことじゃないですか。普通の猫なら子育てしてる時に再び発情して妊娠するんだから。
 仔猫が居なくなったら身体は再び妊娠しようとする。出産は病気じゃないけど母親の身体にとって負担なのは間違いない。
 何度も何度も短い間隔で子宮を酷使して、仔猫を育てる為に体内の栄養を搾り取られたら母猫、ボロボロになっちゃわないか?(飼い猫だから人間の給仕によって寧ろ栄養過多の可能性も有りますけどね。っていうかこの短いサイクルで何度も出産させて母体をボロボロにするってのはブリーダーがよくやってて虐待だのなんだので訴えられたりしてなかったっけか)
 更に産んだ後育てる為にメンテされた、お乳で張りまくった胸は? 仔猫に吸ってもらえないと乳腺炎になっちゃうんじゃないの?(人間は赤ちゃんに吸って貰えない場合ちゃんと絞らないとなっちゃうみたいですけど)
 出産の度にその次に続くべき育児を取り上げられて、またやり直して。猫でも人間でもこんなに母体に負担のかかる事は無いよ。

 避妊手術もそれはそれで酷いことなのかもしれないけども、同じ「人間の傲慢、エゴ」なら苦しむ存在が少ない方が良いじゃないか。
 少なくとも産まれてから崖下に放られて殺されるよりも卵のうちに消えた方が苦しみは少ないよ。痛覚もなんも無いんだから。
 避妊手術が絶対正しいとは言えないけど、いくらかはマシな手段ではないかな。
 殺されるしかない命だったら生まれる前に苦しむ可能性を摘むって選択肢はそう酷いものじゃないと思いますよ。

 所で
「仔猫を日常的に殺していると発表」→「猛反発」→「タヒチ政府が動物虐待の容疑で告発の可能性」→「言論弾圧だ!」 ……(゚Д゚ )ハァ?
 この跳躍の説明はご本人からは聞かせていただけないのでしょうか。風が吹いたら桶屋が儲かったどころか街が一つ壊滅した位の飛びっぷりなんですけど。
posted by こがよしひさ at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ああ、コレねぇ...

主義主張として、どんな思想を持つのは構わんけど、
物書きとして「他人を不快にさせる」のは、好ましく
ないな、と、だけ、言っておく。
Posted by 元上司 at 2006年09月23日 10:18
極端に言えば猫は飼い主の所有物なので
ある程度どう扱おうと勝手ですが、
この人は「自己陶酔」してるから叩かれるんですよね。
作家さんなのに文章に一貫性が無くて矛盾し放題だし……。
取り合えず凹みました。べっこり。
Posted by こが at 2006年09月24日 19:32
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